先日掲載した「フォトレポートvol.1/第14回 ナショナル・ハーブ・エキスポ・2017・タイランド」に引き続き、フォトレポートの第2弾です。
会場でとても目を惹き圧巻なのは、乾燥ハーブを筒状のケースに入れた大きなディスプレイです。全部で30種類以上のタイハーブを解説付きで展示されていました。
そして、例年の特徴でもある、タイ古式マッサージ関連のブースも賑わいを見せていました。
タイ古式マッサージは、タイ医学(伝統的医療)の重要な要素の一つです。同じくタイ医学の要素であるタイハーブとの関係性が強い事から、毎年このハーブエキスポではマッサージ関連のブースがとても充実しています。
タイ古式マッサージにも様々な手技がありますが、中でも興味深いのは「トークセン」です。
トークセンとは、木槌でリズミカルに身体全体を叩きながら体内を調整していく施術方法です。会場にもカンカンという心地良い音が響いていました。
この木槌は、タマリンドの木で作られているのが一般的なのですが、単なるタマリンドの木というだけではありません。雷に打たれたタマリンドの木で作られた木槌が良いとされています。
トークセンも伝統医療の一つですから、施術にも道具にも、とても神秘的な意味合いがこめられているのが興味深いところです。
今年のナショナル・ハーブ・エキスポは、新しく開発されたハーブ製品が注目されていましたが、トークセンやマッサージのような伝統的な要素も、ハーブエキスポの見逃せないポイントです。
14th National Herb Expo 2017
photo report vol.2
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