2017年8月30日(水)~9月3日(日)、タイの国際展示場IMPACTにてナショナル・ハーブ・エキスポ/14th National Herb Expo 2017が行われました。
タイ保健省主催によるこの見本市は、今年で14回目を迎えました。タイの国中からハーブ関係者が一堂に集結する、とても規模の大きなハーブイベントです。
今回は、日本ハーバルセラピー研究協会(JHTRL)からも研究員が取材に行き、賑わっている様子を写真に収めてきてくれました。
例年のことながら、ハーブの種類の多さに圧倒されますし、そのハーブを用いた商品の多さにも驚かされました。
JHTRL顧問研究員である宮原由佳先生によると、今年のコンセプトは"Thai Herbal Products 4.0 - A Charm of Thainess"。これはタイハーブによるナショナルプロジェクトで、①農業、②産業、③輸出、④商品開発の充実を図り、今年は特に4段階目の「商品開発」がクローズアップされていたという事です。
詳しくは、宮原先生のレポート(グローバルニュースアジア)をご覧下さい。
会場には所狭しとブースが並び、マッサージオイル等の定番商品はもちろん、タイハーブを用いたヘアケア製品や化粧品、さらに今年の特徴としてサプリメントやドリンク剤など、服用するタイプの商品が目立っていたようです。
タイは、まだまだ世界に知られていない、珍しいハーブが豊富にあると言われています。当協会でもタイハーブの研究を続けながら、タイが取り組んでいるタイハーブ・ナショナルプロジェクトに注目していきたいと思います。
14th National Herb Expo 2017
photo report vol.1
Photo by N.Owada
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